長い眠りから覚めたICQ…
ICQというインスタントメッセンジャを知っていますか?
AOLメッセンジャのオリジナル版で、MSNやYahooも類似のサービスをしている。
昨日、古い手帳を整理していたら、昔使っていたインターネットの各種サービスのIDメモがあった。そこにICQの会員番号を見つけた。たしか7年前に加入し、世界の人々と話し情報交換をした記憶がよみがえってきた。その後身辺があわただしくなり、5年ほど前にいつとはなく止めた。懐かしくなって、いまどうなっているかを調べたらそのサービスは健在であった。ソフトをダウンロードして早速かつての会員番号でログインしてみた。ログインできました!!!5年間の眠りから復活したのはちょっとした感動でした。ICQサーバーに私の会員情報が眠っていたのです。
このICQはこんにちのP2Pの原型でもあり、驚異的なスピードで増殖したのを記憶している。ICQのサイトを調べて記憶をたどると、たとえば当時急成長していたAOLではその会員数が100万人に達するのに3年かかっているのに対して、ICQではわずか半年で100万人の会員数に達している。
96年7月 イスラエルのYair Goldfingerたち若者4人がMirabilis設立
96年11月 ICQ(I Seek You)サービス開始
97年6月 登録ユーザ100万人、同時オンラインユーザ数10万人
98年6月 AOLが買収
ICQのダウンロード数は、2000年6月時点で1億件(CNET)に達し、2年後の2002年5月には2億件を記録している。一日に800万人がログインしており、同時オンラインユーザ数は世界243カ国、200万人であるという。またわたしの好奇心がうずき、ICQの世界に引きずり込まれる予感がする。
なお、昨日のブログは、このICQ会員情報の中にあったworldsaway.comの現在を知りたくてクリックしたら例のfor saleを発見したというわけである。