Cidaemon.exeがCPU使用率を占有する
Cidaemon.exeというプログラムを知っていますか?Windows XPその他を使っているときに、利用者がまったく知らないところで勝手に動いて、CPUを100%使ってしまう。しかもディスクドライブが動きっぱなしという状態になる。明日必要な資料をPowerpointで作成しているときに動き出し、ひとつの単語を書くのにレスポンスが数秒もかかるという現象になった。通常は0.5秒以内で瞬時のはずである。イライラして先に進めないのであれこれ調べた。タスクマネージャ(Ctrl+Alt+Delで起動)のパフォーマンスをみるとCPU占有率が100%になっている。どのプロセスかとみるとCidaemon.exeであった。
このプログラムを殺しても良いのかが問題であるが、殺す(無効にする)ことにした。XPではコントロールパネル→管理ツール→サービスを起動して、Indexing Serviceのプロパティを開いて「停止」ボタンをクリックする。今後も勝手に動かないように、「スタートアップの種類」を「無効」にした。さぁ、あとでどんな影響がでるか?それは分からないが、当面のイライラは解消して気分すっきりである!
Cidaemon.exeは、Web検索で見つけた記事によると、「IndexServerengineが生成する子プロセスであり、Webコンテンツの索引付けの際に発生するファイルのフィルタ処理に関わるものです。」とあるが、一般人には何のことか分からない。その意味はさておき、筆者が困っていたトラブルの原因であったことは確かである。同じことで困っている読者もおられるかと思い、ここに書いた。
趣味でいろんなソフトウェアを試すことがある。ほとんどがWebからダウンロードできるフリーソフトウェアであるが、Macromedia ColdFusionのような商品の場合もある。説明書を読むことなしにいきなりインストールして試行するのが筆者のやりかたである。ここで時々困ったことが起きる。そうしたソフトの付帯サービスとしてバックグラウンドで動くプログラムが一緒にインストールされたり、他のソフトウェアとコンフリクトを起こして、それまで動いていたものが動かなかったり異常な動作をしたりすることである。これらの事象はまったく別の時点で起きるため原因を特定することは素人の私には不可能である。仕事場ではその道の専門化がいるので頼めばすぐにフィックスしてくれる。しかし自宅のコンピュータは自分でやらねばならない。
自分が知らないところで勝手に動いて、新しいハードの検出をしてくれたり、Wndows Updateを自動で行ってくれたり、便利なことも多いが、作業を邪魔するようなプログラムが勝手に動くのは困り者である。ここで書いたCidaemon.exeのほかにもColdFusionやAsp.netなど覚えのないものが勝手に起動されていた。もちろんマニュアルを読めば説明があるのだろうがそんな時間と理解力が欠如しているのが筆者の問題である。