南アフリカ連邦
南アフリカ連邦
人口4300万人のうち、
エイズ感染者530万人、薬を飲んでいるのは5万人
薬代は年間2万5千円、平均年収の半分
年間エイズ死者40万人
GNP3%
アフリカ経済の優等生
外国資本が進出
自動車・半導体が金や銀と並ぶ輸出品目となり経済を牽引
アパルトヘイト終焉後の急激な人口移動が大量の失業者を出した
ヨハネスブルグ郊外のスイートウォータ地区では6人に一人がエイズに感染
毎月4-5人が亡くなっている。
アメリカでエイズ患者が確認されたのは1981年 3年後に死者3000人
1995年 カプセル療法
治療費年間120万円
CIPLAコピー薬を製造開始
製造方法を変えれば特許に触れないという法律
マンデラ政権、薬事法改正
しかし先進国の製薬会社は反対
2001年人間の命を優先すべきだという国際世論に製薬会社は訴訟を取り下げた
それまでに40万人が亡くなった
知的財産をどこまで守るべきか?
貧しい人々の命は救われない
コピー薬の輸入や販売が特例として認められるようになった
しかし南アフリカはそれができなかった
1993年ブッシュ大統領は南アを訪れFTAに調印
アフリカ成長機会法
貿易の推進と関税引き下げと引き換えに知的財産の保護を強化
経済成長と引き換えに一握りの富裕層と大量の貧困層を生み出している!
アメリカが進めるFTAに継承を鳴らす学者もいる。
貧困層に犠牲を強いることになる。
8割が国土の2割の土地に閉じ込められ安い賃金で酷使されていた
1994年ネルソンマンデラ大統領
真実和解委員会
争いを避けあらゆる人々が平和に過ごす社会を築こうとした
失業率は30%以上
民主化以降むしろ増え続けている
格差が劇的に減少しなければ、我々は和解に別れを告げなければならない。
この国はいずれ地獄を見るでしょう。10年後には墓を掘る人もいなくなる。
横たわり苦しんでいる人がいても誰も助けることができません。なぜならその人も助けを必要としているのです。
グローバル化の問題は、強いものがゲームのルールを決めてしまうことです。