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人気オペラ歌手ポール・ポッツ

ビートたけしのTV番組は海外のネタを使っているのが多いので好きではない。今夜たまたま見た「アンビリバボ」とかいう変な番組では、珍しく感動の実話(ポール・ポッツPaul Potts)を放送していた。放送するにはちょっと遅すぎるネタだと思うが、みんなに知ってもらいたい話でもある。

テレビで放送される前にブロガたちの間でも有名で、世界のメディアも一年前に放送している。日本でも、昨年末には一般人の間でも話題になっており、二番煎じのビデオをYouTubeにアップしている。もちろん、彼の人気を知った日本でも、昨年11月にデビューアルバム「ワン・チャンス」が発売され、 初来日公演も4月29日に渋谷Bunkamuraオーチャードホールで行われた。彼の半生の映画化もハリウッドで決まっている。


このビデオは、実際にBritain's Got Talent で放送されたもので、YouTubeに昨年6月にアップされたものです。2600万回近くも再生され、5万5千人が評価して満点です。見ていない人はぜひ見て(聴いて)ください。英語ですが、歌は人類共通のコトバです。あなたの魂に訴える歌に感動しない人はいないでしょう。

ご存じない方のためにちょっと紹介しておきます。Britain's Got Talent はイギリスの人気タレント発掘イベントで、ポール・ポッツはその初代チャンピオン。しがない携帯電話のセールスマンから、一躍世界的なオペラ歌手になったということで大きな話題になった。

太っちょで冴えない風貌のかれは小さい頃からいじめられっこだった。携帯電話を売る貧しい生活で大好きな歌のレッスンも止めざるを得なかった。そして4年が経ち、<SPAN>Britain's Got Talent をしって応募した。そして、チャンピオンに・・・という話が人気に拍車をかけたというわけである。

夢は追いかけ、あきらめないこと。いつかチャンスがやってくる・・・と人々を励ます話であり、夢をあきらめようとした彼を叱咤激励した妻との愛の物語でもある。