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高千穂峰

高千穂峰
写真:ウィキペディア

天孫降臨神話の霊峰。標高1573m。学生時代に企業訪問の帰途に立ち寄った。仲間は4人で、前日は霧島温泉に泊まった記憶がある。レンタカーだったのかバスを乗り継いだのか、記憶が定かではない。

鮮明に憶えているのは、赤茶けた火山石に埋め尽くされたような斜面だ。登山口の茶店で買った藁ぞうりを履いて直登した。企業訪問の帰路だったから背広に革靴を履いていたと記憶する。

素足に藁ぞうりだったから、火山石の中に埋もれて傷つき、素足は血にまみれてしまった。その途中で鹿児島から来たという女性4人連れと知り合った。 宮崎へ行く予定を変更して鹿児島へ行った。知り合いがいるところのほうが安心で楽しいからだ。しかし、その後、思わぬ出来事が待ち受けているとは知る由も なかった。甘く苦い思い出だが、「生まれ持った性質は死ぬまで変わらないが、性格は作り変えていくことができる」ということを知る契機になった事件でも あった。

そんな遠い昔を思い出したのは、土曜スペシャル「にっぽん名山紀行」を見たからだ。ウィキペディアほかにある写真をみると穏やかな山容だ。番組で映し出された登山道も、最初は林の中で頂上近くになっても穏やかな道が続いていた。

わつぃの記憶違いだろうか?太古に噴火した火山岩が粉々に砕けて堆積した山の斜面はどこにも写っていなかった。ネットで調べると、私が登ったのは、 車が入っている高千穂河原からの登山道だったようだ。ここからだと標高差600mで、片道2.3Km、1時間半で頂上に立つことができる。

こちらのサイトに私が記憶する斜面に似た写真があった。

高千穂峰
写真撮影:MORIMORIさん