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Blog*Spotその後とMovableType

<これは下書きしていたものを加筆修正した記事である>
昔、Blog*Spotとよぶサイトがあった。数年前アメリカで使っていたが、旅が多く公私共にいろんなことが起きて多忙を極めたため、いつの間にか使わなくなった。その後、Googleがこの会社とソフト・サービスを買った。blogger.comである。なつかしく思って早速Blogを開設したのが8月であった。こちらは英語が主体である。試しにいくつか記事を投稿した。

同時期に、msn日本が8月10日からspacesサービスを開始するとの記事を見たのが契機で、10年来の住人となっているmsn.comにも開設した。日本語での発信を主としている。多言語対応の歴史があるので、何の問題もなかった。

両方を使ってみて、使い勝手とコストパフォーマンスのよいほうを選ぼうと思っていたら、今度はMovable Typeに目が移ってしまった。ソフトウェアをダウンロードしてインストールした。最初のセットアップのためのユーザ名とパスワードに誤解があった以外はスムースに設定できた。というわけでこのブログを書いている。

Movable Typeについてコメントしておく。私と同じように混乱する人がいると思う。

まず歴史的にみると、Mena Trotが"Dollarshort"という人気サイトで日記を書いていたが、もっと使い勝手のいいソフトウェアが書けないかと高校時代からのスイートハートBenに相談したのがはじまりである。Benが開発したソフトウェアがMovable Type(以下MT)とよばれ、これを使って現在のDollarshortが運営されている。Niftyの「ココログ」もMTを採用している。

ふたりは結婚し、MTの保守改善と販売・普及のためにSix Apartという会社を設立。MTベースのBlogサービスで問題になるのが迷惑な書き込みである。これの防御策のひとつとして、書き込みができるユーザを前もって登録させて管理するための認証システムを開発した。それがTypeKeyである。

そして、もうひとつのサービスがTypePadとよばれるものである。これは、Nifty『ココログ」サービスと同じ位置づけの「ブログサービス」を指す。MTをインストールして煩雑な設定とメンテ・運用をする必要がなく、あらかじめ用意されたテンプレートを選択していくことで簡単に自分用のブログサイトをつくり、すぐにブログが開始できる。IT技術を知らない一般の人は、TypePadやNifty「ココログ」を利用するのが良い。

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