スパムが増える理由
「スパム(迷惑メール)は増える一方だ。すべてのインターネット・メールに対するスパムの割合は,2001年は8%だったが,2004年には65%になった。それというのも,スパム送信業者が大もうけをしているためだ」――。米Symantecのネットワーク&ゲートウェイセキュリティソリューション担当上級副社長のEnrique Salem氏……>>「スパム送信業者はもうかる,だからスパムは増える」
単純明快である。スパム業者は一社で一日2億件送信しているという。数打てば当たる論理の商売で、ソフトウェアで作り出したメールアドレスの0.001%が当たれば利益が出るという。実に迷惑な話である。
このサイトもスパム(迷惑書き込み)に悩まされた。数日で数百件の書き込みがあった。とりあえず、コメントを出来ないように設定し、さらにトラックバックやピンの機能も使えないようにした。目障りなコメント数百件も削除した。しかし、これではブログの良さがなくなる。まるで、バーチャルワールドに住む透明人間みたいなものである。
原因究明に努力しているが、素人ゆえに手探りの試行錯誤である。そのなかで疑わしき不審なファイルを二つ見つけた。過去の記事を格納しているArchivesディレクトリにそれはあった。FTPでは読めなかったのでサーバサイドで読めるようにして中身をみると、webreference.comから送り込まれたJavascriptで、なにやらcookiesを読み書きしているようである。いづれにしろJava言語能力のない私には手に負えない。ここは「疑わしきは罰すべき」との決断で、システムが動かなくなることも覚悟して削除した。
……恐る恐る再度立ち上げた。何とか動いた。ほっとした。これが原因だったかどうかは分からないが、こんなファイルが書き込まれるはずはないので関係していたことは確かであろう。ただ、なぜどうして書き込まれたのか今もって分からない。元エンジニア、元研究者の血が騒いで困る!? といいながらたのしんでいる(笑)