WordPress Hosting
WordPressが使える(設置条件を満たす)海外のWeb Hosting企業5社が、WordPressウェブサイトで紹介されている。動作に必要なPHP4とMySQLのサポートがある。GB当りのレンタルコストは日本の一番安いところ(500MB、年間4410円)と比べて30倍の差がある。経験と実績、市場の大きさが影響しているのだろう。大量の写真や動画を保存する場合は海外レンタルの方が断然お得である。
◇Blue Host 設立1996、月6.95ドル(年83.4ドル)、30(10)GB、無料ドメイン取得(12mo契約時、口座あたり6個まで、サブ20個)、Email2500個、バンド幅750GB/mo、FTP1000、MySQL50
◇AN Hosting 設立2001、月6.95ドル、35(17)GB
◇Yahoo! Web Hosting 月11.95ドル(最初の6ヶ月8ドル)、5GB (20GB、月39.95ドル)、上記二社より5倍以上高いが、設置済みのWordPressをすぐ使える。世界3000万サイト、50TeraB、月10億ページビューを管理運営している。
◇DreamHost 設立1997、月7.95ドル、20GB、ドメイン登録費 年間9.95ドル(この上乗せ分込みで年105.35ドル)
◇Laughing Squid 設立1998、月10〜16ドル、400MB、Email20、MySQL2、実績・経験から見て他社よりコスト高である。
WordPressの開発は2001年に始まった。個人用出版ツールを、PHPとMySQLで開発するオープンソースプロジェクトである。同じオープンソースでPHP/MySQLベースのCMSであるXOOPSを二年前にインスト−ルして試用したが、実に軽快な柔軟性に富んだソフトである。しかし、本格的な運用は個人では無理である。Yahooや楽天がXOOPSをもとにWebサービスプラットフォームを開発し運営していることからも、その実用化への基礎はできていると考えられる。
いま、XOOPSの活用はあきらめ、替わりにPHPBB2を使っている。いずれもLAMPSの仲間なのでなじみが良い。おなじ仲間のWordPressを試さないのは不公平というものである。
※2001年に開発がはじまったときは、b2/cafelogといっていた。2003年から2004年にかけて、その後継ソフトとしてWordPressプロジェクトが始まった。その初期のリリースをインストールしたようで不具合があっても仕方がないような状態だったようである。いまはじめて知った。