幕末の若い二人の愛と別れの物語
新しい時代は海からはじまる
大きな世界があり、戦う場があり、常に危険と向き合っている男は、女に甘えられる。
―谷村志穂
西郷たちは、幕府に変わる新しい政府を模索
長州と和解したい
1866年1月22日 薩長同盟
思いきや富士の川瀬の末つひに
惚れた男が自分の世界の中心になる
竜馬とお龍、日本発の新婚旅行
霧島 高千穂の峰
逆鉾を引き抜く
新しい時代の光を見ていたのかもしれない
必死に思い出を作ろうとしていた
1967年10月14日 大政奉還
もっと平和でもっと自由な世界
慶応3年11月15日 龍馬暗殺
奔放な性格がいさかいの種になった
一緒にいると魂が満たされる
心の歴史の大半を占める竜馬との3年間
明治8年 露天商 西村松兵衛と結婚
明治39年1月15日没 享年66歳
又あうと
愛する女と世界を巡る夢、青の夢が幕末の風雲児龍馬を動かしていたのかもしれない。