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世界遺産 ビスカヤ橋

〜NHK探検ロマン「ビスカヤ橋」から〜

Bizcaya


鉄の生産地として産業革命を支えたバスク地方の中心都市ビルバオを流れる川にかかる橋。人も車も、その橋からワイアで吊るされたゴンドラで渡る珍しい運搬橋である。1893年建造以来100年、人々の生活の足として活躍してきた。

川の水先案内人の言葉が印象に残った。

「この橋は、私たちバスク人を結びつけ団結させるものなんです。そんな団結の伝統を受け継ぐバスク人であることをとても誇りに思います。」

「今の世の中は、人との結びつきが薄れて、お金がすべてになっているようです。私たちバスク人は自分のふるさとに誇りを持っているんです。昔から独自の言葉を持ち、結びつきを大切にしていますから...」