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東巴文字

象形文字には甲骨、ヒエログリフ、トンパ(東巴)の三つがあるという。甲骨文字とヒエログリフについてはその歴史的背景を含めてある程度知っていたが、トンパ文字についてはよく知らなかった。三つの象形文字の中で現在も使われているのがトンパ文字で、いま日本で静かなブームになっているということを、電網写真館 asia photo netというサイトで知った。

上の写真はトンパ研究所に保管されている古いトンパ経典(象形文字経書)


このホームページに「とんぱ酉」のアニメーションがある。鳴き声は、日本の鶏とおなじで、わたしにはコケコッコーと聞こえる。トンパ(東巴は、中国雲南省の少数民族(55あり、そのうち23が雲南省に住んでいるとのこと)のひとつであるナーシー(納西)族(naxi zu naxi ethnic minority group)が使っている象形文字だそうである。[写真はChina Internet Information Centerより拝借した]

雲南納西族東巴文字に、「トンパ文字」のすべてがある。トンパ文字と画像がたくさん使われており、トンパ文字辞典やトンパおみくじもあるユニークなページである。関心のある人は訪問されると良い。

[参考] KIRINの「日本茶 玄米」のデザインにあるのがトンパ文字だそうです。

甲骨文字とヒエログリフについてはつぎのサイトが参考になる。
★漢字のルーツ─甲骨文字
★東京大学総合研究博物館ー甲骨
★甲骨文の発見
★Egyptian Hieroglyph Room
★ヒエログリフのABC
★Rosetta Stone

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