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雌性発生と離婚遺伝子

イギリスの61歳の男性が女性化する減少に悩まされてきた。肌ツヤが良くなり、全身オ毛がなくなり、胸が膨らんで乳まで出るようになった。男らしかった男がどうして女性化するのか?その原因は女性ホルモン、エストロゲンの増加だった。しかし、どうしてエストロゲンが増えたのか?ホルモンの分泌を促す甲状腺に何らかの異常があるのか?それとも・・・。

クマノミ「雌性発生」というコトバがある。Wikipediaでは「ギンブナ」の項に説明があった。一般的にフナといえばギンブナのことらしいが、フナは「無性生殖の一種、雌性発生をする」・・・と書いてあるが、もうひとつ要領を得ない。メスが卵を産むための刺激としてオスの精子が必要だが、受精するわけではなくメスが自分のクローンを生むということらしい。だから、フナはほとんどがメスだというのだ。

熱帯のさんご礁に生息するクマノミのメスは産卵すると死んでしまう。そうするとオスがメスになって産卵し、また死んでいくという性転換の連鎖で子孫を残しているという。不思議な生物がいるものだ。

ヒトのオスも精子が弱ってきており、いずれ精子、つまり男が消滅するのではないかという。精子がなくなると、女はフナのように無性生殖で雌性発生というクローンを作るようになるのだろうか?あるいはクマノミのように男がメスに性転換して子供を生むようになるのだろうか?荒唐無稽のようだが、むかしの映画でシュワちゃん扮する教授(男)が妊娠して子供を生み、育児にめざめる話があったなあ。

離婚遺伝子

Vasopressin

ヴァソプレッシン(Vasopressin)というホルモンが愛と絆の謎を解くカギ・・・

このホルモンの受容体が多いほどパートナーと強い絆で結ばれることが、ハリネズミの研究から分かってきた。

また、第12番染色体の遺伝子334というタイプを持っている男性は、持っていない男性に比べて2倍の確率で離婚の危機に直面しているということも分かってきたという。