「代」の意味
節目の日を迎えて記事を書いたが、そのなかで50台という誤字が気になった。かな漢字変換のミスではなく、One's Fiftiesというときは「代」か「台」かどちらだったっけ?と思った。「暦が還って」小学生に戻ったような気分である。はっきりしないとなんだか落ち着かないので調べると、これまで知らなかった意味があることに気づいた。先日書いた苗字の話も思い出した。
1.「代(だい)」
�@春秋時代の国名。紀元前475年、晋の趙襄子によって滅ぼされた。五胡十六国時代の国名でもある。
�A掛軸の大きさの単位。浄土真宗各派では、仏壇用の本尊として本山寺院から掛軸を受けるが、昔は30文で頂ける掛軸を「30代」、50文で頂ける掛軸を「50代」…と言ったことから。(wikipediaから。本当かな?)
2.「代(しろ)」
�@田地。田。(苗代という言葉は知っていたが、「代」が「田」と同義とは知らなかった)
�A古代・中世の田地の面積の単位。稲一束を得る田の面積。律令制では段(たん)の五〇分の一。
(大辞林第二版より。これは意外でした。段は「反」と書くのでは?約1000�uの土地から稲50束は少なすぎると思うのだが)
3.「代田(しろた)」
�@水を張って田植えの準備のととのった田。田植え前の田。[季]夏。
�A姓氏の一。
この「代田」という苗字が「苗字館」によれば、2664位だと知った。それで、私の苗字は何番目かと思って読み返したら、170位だった。先に書いた記事では、「ルーツ」のほうに気がいって気づかなかった。これも私にとっては意外である。小中高と地元だったが同姓は少なかったので、そんなにありふれた名前とは思っていなかった。有名人でも「平井堅」くらいしか知らない。しかし、十数万種類の苗字がある中で170番目ということは、「ありふれた苗字」ということでしょうね。