≪ ビンの中の命 | Main | 感染予防策 ≫

感染爆発のリスク

090430b.jpg世界保健機構WHOは警戒レベルを、爆発手前のフェーズ5に上げた。アメリカで幼児が死亡したニュースが流れて一日後だ。世界が警戒すべき緊急度合いが高くなった。

今日娘が仕事でアメリカに出かけた。各地を転々とする2週間の出張の可否について相談を受けた。昨日朝の時点ではフェーズ4だった。

「大丈夫だろう。神経質になる必要はない。」と答えた。確率的には10年以内に癌や交通事故で死亡するより危険が少ないと思ったからだ。

私が各地を飛び回る当事者だったら迷いもなく出かける。危険を感知しリスクを判断できると思うからだ。

娘もそれくらいの判断ができると信じる。飛沫・接触により感染するということを理解し対応策を取る。人混みの中に出かけない。感染防止マスクをする。情報を迅速かつ正確に把握し、爆発が起きたときは三ヶ月籠城する。そのための準備をしておく...。

先を見て準備と対策をして、的確な情報把握と行動を取れば、危険を回避できる確率は高くなる。ビジネスと同じことだ。

そんな能書きを垂れたが、親の心情としては「出張中止」を勧めたい。娘の勤務先は「社員の判断」に任せているとのこと。責任逃れの予防線を張っている。

警 戒レベルがフェーズ5だという情報が一日早かったなら、「中止したほうが良い」と言っただろう。後悔が残る。一番心配しているのは母親だ。昨夜も、日本で の情報は遅いのでCNNや現地のニュースをネットで調べていた。フェーズ5になったことを今朝に知ったが、娘は空港へ向かった。2週間以内にパンデミック にならないことを祈る。