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50歳からの海外旅行

asahi.comトラベルに「テーマで行く旅」というコーナーがある。至福のザルツブルグ音楽祭プレミアムツア、地中海・エーゲ海15日間、アルプス三大秀峰とスイス氷河特急10日間など興味引かれる企画がたくさんある。どれもこれも美しい写真が掲載されており、こんな美しい自然に触れ、自分の眼で写真を撮りたいと思ってしまう。このサイトに限らないが旅行サイトを眺めているだけで世界旅行をした気分にもなってしまう。数年前に比べるとWebページのコンテンツと表現手法は非常に洗練されてきた証拠であろう。

さきの企画ツアーのなかに「50歳からの海外旅行」というのがある。今月のおすすめは、ベテラン添乗員・岩本由起子レポート「私のおすすめ マッターホルン(スイス)」であるが、ここは一度行ったことがある。仕事の合間を縫って、日本の出張者たちを案内した。案内というのは私自身がツアーコンダクタ(フライト・ホテルの予約、通訳、運転手・・・という男芸者)であったためで、その実マッターホルン地域ははじめてであった。

インターラーケン、グリンデルワルド、ユングフラウなどなつかしい名称地も紹介されている。氷河特急、登山列車を乗り継ぎ、標高3500メートル地点まで普段着で、女性でもハイヒールを履いた普段の格好でもいけるところである。われわれは、ジュネーブ(だったかチューリッヒ)でレンタカー(メルセデスベンツ!)を借り、4人の出張者を乗せて旅をした。仕事の合間であったため、長距離を日帰りで行った。

いまも鮮明に記憶に残るのは、大自然の美しさである。カメラを持っていなかったのが残念であるが、だからこそ脳裏には強烈な印象が残っているのだろうか?

車だからこその自由な行程で、気が向くままに途中停車して、遠くの風景に見とれ、湖畔で一服し、あるいは小さな骨董店に立ち寄り記念の品を買ったりした。骨董店というが、じつは田舎の村のリサイクルショップみたいなもので、たまに訪れる観光客のために家族がやっている静かなたたずまいの店である。アメリカでもそうだが、まわりの風景に溶け込み、そうした店自体が絵になる。思わず立ち止まりその雰囲気を味わいたいと思うのは私だけだろうか。運転手の特権で、結局は私が気に入ったところで「休憩しましょう!」「ちょっとトイレ!」「お土産でも見ますか?」などともっともな理由を付けて途中停車(駐車)したものである。そうした旅のつれづれに家族に買ったおみやげもたくさんある。いつか整理して飾ろうと思いながらそのまま押入れに眠っている。

この記事を書き始めたときの意図とはまったくちがう内容になってきたが、「私のおすすめ・・・」は件の記事を見ていただければよい。当初意図した話は別に書こう。

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