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asahi.com : Be on Saturday

今年初夏の頃から、昔のホームページのたな卸しと最新テクノロジ-(?)を使った新しいホームページ作成の学習を始めた。好奇心旺盛な性格によるものか、あれこれといろんなものを試して比較研究している。で、エンドレスの状態になっている。

ホームページ作成術に関する記事(に限らないが)をみると、あとで時間があったら読もうと思って、とりあえずそのURLをデスクトップにコピーしておく。一週間くらい経つとデスクトップが一杯になって何がなんだか分からなくなる。整理術がないためで、自業自得ではある。どうも永遠の課題のようである(苦笑)

で、また思いつきだが、このブログにQuickPostしておくと後日参照するのに便利ではないかと考えて、カテゴリー「備忘録」をつくって書き込むことにしたというわけである。

CNN.com - Gates world's most spammed person - Nov 18, 2004

マイクロソフト社CEOのSteve Balmerの話によると、世界で最も多くの迷惑メールSpam mailを受信しているのはBill Gatesだという。なんと、一日に400万通のメールを受け取っており、そのほとんどがスパムだという。

これに較べると私が受け取っているのは一日100通くらいだから、じつにささやかな数字である(笑) しかし、一週間ほどメールを見ないと1000通くらい溜まってしまう。こうなると笑い事ではすまない。正直いって大きな悩みである。仕事用のメールアドレスだから、重要なメールを見過ごしかねない。自宅ではYahooやgo.comなどのメールを使っているが、ジャンクメールを振り分けてくれるので助かるが、会社のメール機能にはなく、自分で判別せざるを得ない。余計な時間をとられている。

アメリカでは、今年一月に連邦法Can Spam Actが施行され、バイアグラやローン、薬の売りこみメール(私が受け取るのもこの種のものが多い)は違法となったが、現実にはあまり効果がないようである。

一方、メールだけでなく、過日このブログサイトでも迷惑な書き込みをされるようになったことを書いた。Movable Typeの機能でコメントやトレースバックを無効にすることで防げることが分かったが、なぜ多量のspamが発生したのか、その原因がわからなかった。あれこれ試行錯誤で調べた結果、このブログの最初の記事が格納されているサーバのディレクトリに不審なファイルを二つ見つけた。クッキーを読み書きして何かの処理をしているJavascriptが書かれていた。どうもこれが原因のようであると考え削除した。

しかし、どうしてこんなファイルが書き込まれたのか?Javascriptのcopyright noticeは、webreference.comのものであったので、このサイトからのクッキー書き込み要求も拒否するようにしたが、それは私のクライアントでの話でMovable Typeやこのブログのアーカイブが格納されているサーバとは関係ない。またspamが発生する危険はある。

それにしてもInternetトラフィックの2/3はspam mailというから驚きである。先月は大統領選に便乗したspamが多く、42.5%が米国発で、そのほかでは韓国(約19%)や中国(約11%)から発信されたスパムメールが多かったという。

サイドビジネスの上位は「ネットオークション」「懸賞への応募」など
著者: japan.internet.com 編集部
▼2004年11月22日付の記事

ヤフー株式会社(Yahoo! JAPAN)と株式会社インテージの「副収入」に関する共同アンケート調査が発表された。

調査対象は「Yahoo!リサーチ」モニター338名、うち男性165名、女性173名、年代別では20代26.6%、30代25.7%、40代23.1%、50代−24.6%。調査期間は11月4日〜11月8日までの5日間、調査方法は Web 上でのアンケート調査。

調査結果によると、全体の約半数(50.6%)が「副収入がある」と回答した。
現在の副収入源として上位にあげられたのは、「ネットオークション」(19.5%)、「懸賞への応募」(17.5%)、「広告メールを受信/サイトを訪問」(11.2%)だった。 4位「株式・金融商品への投資」(9.8%)がそれに続く。

一方、現在副収入を得ている人が今後やってみたいこととしてあげたのは、「ネットオークション」(38.3%)、「懸賞への応募」(31.1%)、「株式・金融商品への投資」(24.6%)で、「広告メールを受信/サイトを訪問」は4位に転落。 1位、2位は現状と同じだが、3位と4位が入れ替わって、 オンライン株取引の人気の一端がうかがわれる。

海外に関する話題をブログしていきたい。主に海外(米国中心になる)の英文ニュース記事を読んで、有用な情報、興味深い内容、今後とも役立つ情報などを引用してコメントしていく。先のブログは、米国の科学技術政策や戦略投資分野に関心があるために引用した。

新しいカテゴリとして、「海外事情」を追加した。また、いろんな企画に役立つ情報や調査・研究レポート類についても整理していきたいため、「調査研究」カテゴリを追加した。他の投稿者は、既存カテゴリの副題を追加できるが、新カテゴリは追加できないことが分かった。

Wired News: Science Braces for Second Term

われわれの子孫のために地球温暖化を防止しなければいけないとの科学者たちの叫びに応えた『京都議定書』。この批准を、ブッシュ政権は拒否し続けている。温室効果ガスの影響によって地球の気温が上昇していることを認めているが、京都議定書は経済に悪影響を及ぼすという理由からである。

科学者たちは、ブッシュ政権が政策に都合の良い非主流派の意見ばかり取り入れて、広く認められている研究成果を歪曲している、と批判している。この活動の中心となっている非営利の独立組織Union of Concerned Scientistsは、、「政策決定における科学的公正さ」(Scientific Integrity in Policymaking)と題した報告書を公表している。

地球規模の気候変動(global climate change)のほかに、科学者たちが憂慮している優先課題として、胚性幹細胞(ES細胞)の研究と再生エネルギー研究および科学教育がある。

CNN.com - Experts: Sleep more, get a dog, lose weight - Nov 17, 2004

この二週間、睡眠不足が続いた。10月に米国滞在を含めて2週間ほどのブランクがあったのが影響してバックログが溜まってしまったのが原因である。忙しいときになぜか新たな仕事が突然降りかかり処理量が増大する。そういうことを誰しもが経験したことと思う。「マーフィーの法則」といったかな?悪いときには悪いことが重なる・・・ということである。そんなときに思い出す言葉が、"tough gets tough going"である。タフさ(強さ)が困難を打ち破る・・・といった意味である。

昨日、年一回のイベントであるフォラムを無事終了した。経団連会館の国際会議場で、新生銀行の八城会長に基調講演をお願いして開催したフォラムである。その企画と司会を担当したが、日本でこの種のイベントを担当するのは10年ぶりであった。アメリカでは何度もあったが、とくにイベントというほどではなく日常的な催しで気楽であった。しかし日本はいろんなことにあれこれ気を使って準備する。伸長で緻密ということかもしれないが時間を使いすぎである。昨年の準備では企画委員会みたいなものを作って数人の人が3ヶ月間準備し幹部や関係者に説明し意見をもらってやったという。いかにもそつのない日本的なやり方だと感心する。とても真似ができない。企画とプログラム内容は、えいやっ、と半日で完了。それで、だれも異論を唱えなかった。そんなものである。

当日の司会の準備ができなくて弱ったのは事実である。いろんなことがこの二週間に起きその処理に追われたからであった。結局、司会の準備は前の晩にやる羽目になった。八城会長ほかの講演者に失礼のないように、その紹介を的確に、そしてプログラム進行に齟齬がないように・・・ということに気を使う必要があった。当日は、これまでの寝不足と疲れ、それにたばこの吸いすぎが原因でのどが痛く、ときたまセキが出る状態で決して良い調子ではなかったが、なんとかこなすことができた。基調講演の模様は、テレビ朝日の番組、サンデープロジェクトの特集レポート(リップルウッドと新生銀行の事例)で放送される予定である。


タイトルとは直接関係のない話になってしまったが、昨夜はたっぷりと睡眠をとりひさしぶりに世の中どうなっているのかをネットサーフィングしながら見ていると"Sleep more, get a dog, lose weight"というCNNの記事が目についた。

今週ラスベガスで開催されたNorth American Association for the Study of Obesity(肥満研究協会)の会議で発表されたもので、18000人の協力を得て睡眠時間と肥満の関係を調査した結果、そこにはおおきな因果関係があるという報告である。

この報告によると、睡眠時間が4時間以下の人が太る確率は、平均睡眠時間7〜9時間の人と比較すると73%高いということである。睡眠不足だと、食欲を抑える血液中の物質レプチンleptinが減り、逆に食欲を増進する物質グレリンghrelinが増えるからだと説明されている。このほかに、犬を飼っている人は肥満になりにくいという研究結果も報告されている。

太らないためには「最低7時間は睡眠をとり、犬を飼いましょう」というのが結論のようです。いろんな研究があるものですね。

QuickPost | Movable Type Publishing Platform

Mozilla FirefoxにQuickpostプラグインを組み込もうとしたができなかった。IEのレジストリしか対応していないようである。

なお、online pokerやonline casinoの名前でのコメントが依然として書き込まれる。いろいろ調べてみたが分からない。もっとも試行錯誤で推測しようとしているだけなので無理がある。ベンダーに照会した。はやく原因が分かることを期待している。

MTの説明書を調べたら、指定した人しかコメントができないように設定できるのが分かった。またトラックバックもできないようにできる。とりあえずコメントもトラックバックもできないように設定した。

Open source's next chapter? | Newsmakers | CNET News.com

Kim Poleseがソフト業界に戻ってきた。

かつてJavaのProduct Managerとして対外的なSunの顔であった。そして1996年にSunを退社してMarimbaを設立。1997年にはタイム誌が彼女を、アメリカでもっとも影響力のある女性の1人に選んだ。その後2000年までMarimbaのCEOを務めた後なりをひそめていた感がする。そのMarimbaも今年はじめにBMC Softwareに買収されひとつの時代が終わった。

そして今度はオープンソースコンポーネントのパッケージングサービスの会社SpikeSourceを設立し新たな挑戦を開始した。市場ではITの開発者、設計者、そしてCIOがオープンソースを積極的に採用するという現象が起きているが、膨大な数のオープンソース資産をどう管理するかということが問題となっている。Open source's next chapter?と題するCNET News.comの記事によれば、オープンソース・プロジェクトの数は、今や8万5000を超えているという。

こうしたオープンソース資産活用の潮流に目をつけてビジネスを展開している競合企業にSourceLabsがある。こちらは元MicrosoftエグゼクティブのBrad Silverbergたちが設立した。

*SpikeSourceには元Oracle社長だったRay Laneが会長として参画している。Rayは現在KPCBのパートナーでもある。

Erving Goffman: The Presentation of Self in Everyday Life

大変興味深い記事である。昔、20代の頃であるが「われわれは心の中に七つの人格を持っている」といった心理学上の示唆に富んだ話を聞いたことがある。それ以来、このことをよく思い出す。このGoffmanのことはこれまで知らなかったが、つぎの伊藤さん(ネオテニー創業者)の昨年のブログJoi Ito's Web - JP: ブロガーの壁と多面性の崩壊、および魔法の数字150についてから知った。


彼が言っていることは、人間の多面性であるが、「七つの人格」と合い通じるものである。機会があれば、これについて言及したいと思う。伊藤さんが言っている「ブロガーの壁と多面性の崩壊」はまったくそのとおりである。も十数年前のことであるが、「パソコン通信」の時代に私も経験した。

それまでになかった仮想世界の中で、人間の心の中の人格がどんな影響をうけ変容するのか?大きな社会学上のテーマでもある。90年代後半、インターネット人口が爆発的に増大し、その世界を知った人たちの社会的振る舞いが米国で問題になった。ちょうどその時、わたしが担当していた会社の一部門がオンラインコミュニティ事業(Virtual World)を展開しており、MIT Sloan Schoolの研究者がVirtual Worldの住民たちの振る舞いを題材に研究したいというので協力したことがある。別の機会に紹介したいと思うが、現実と仮想の世界が混乱し自分がどちらの世界の話をしているのかが分からなくなり心理的葛藤に苦しめられるといったようなことがおきていた。仮想世界の出来事を現実とおもって、それが現実の世界での言動と行動にあらわれることもある。そうした人と直接話をして私自身驚いたことがある。

一週間前に、楽天のトラックバックの使い方を勉強しているとき、偶然に楽しい日記を発見した。ケーネットさんの日記である。
読むに足りない日記が多い中で、はじめてであったドラマのような日記であった。こんなに素直に自分の心の中をなんの衒い(てらい)もなく書けることに感動すら覚え、おもわず長いコメントを書き込んでしまった。

かなり赤裸々な記述があり、このわたしのブログとは世界が違うのでトラックバックすることをしなかった。しかし思い直して、こんな「愛のカタチ」もあるのだと感じたことを以下に再掲する。ただし、読み返してみてちょっと公開するのは恥ずかしい個人的な部分は削除・修正した。ケーネットさんほど正直になれない私です(苦笑)

なお、この一週間のケーネットさんの日記はちょっと生々し過ぎるところもあるが、そこだけを見て興味本位にならないで欲しい。7/12から読ませてもらうと、人間の素直で美しくも哀しい性(さが)に感動するはずである。

コメント投稿(Allow Comments)のオプション選択機能があった。 "Closed"を選択して書き込みをする。以前の書き込みでは"Open"が選択されていたと思う。open/closedの働きがよくわからないが試してみる。どういう結果になるか後で検証する予定である。

Spam書き込みの解決策はないものだろうか?

このブログは一般には公開していないので、URLを知っている人以外は訪問することはないはずである。わたしがブログを学習するためにつくったサイトである。したがって、私が試しに書き込む以外にこれまでコメント書き込みもなかった。

ところが10/29から記事とは無関係のコメントが書き込まれるようになった。投稿者はonline poker, party online poker, free texas holdemの名前(を騙っている?)である。これまでの記事すべてに毎日数件の書き込みをしている。内容はさして意味がない。あきらかに嫌がらせとしか思えない。

こうした被害にあった経験のある人で撃退法をご存知の方がいたらぜひ助けていただきたい。

10/29にトラックバック機能を試した。相手先は「楽天広場」である。トラックバック機能が可能となったので、このブログ(Movable Type利用)とトラックバックできるかを試したが駄目であった。「楽天広場」にあるブログサイト間ではOKであった。この結果コメントを「楽天広場」のブログサイトに書き込んだが、その時に10/29の記事「RedSoxで大騒ぎのボストン」のトラックバックURLを書いてしまった。つまり「楽天広場」のその記事を見た人は、このブログサイトを知ったということになる。そのことが関係しているのかどうかは分からないが、それ以後にSpam書き込みが始まったことは事実である。