The Dawn of Emergent Collaboration

ビジネス・コミュニケーションのツールとして、これまでの知識ベースのコラボレーションのあり方を大きく変える可能性をもったSLATESツール―それらの導入と実践により知的生産性の向上と高度なコラボレーションをもたらすと期待されている。一般のインターネットでは、すでに誰でも利用できるようになっている。しかし、企業内での活用は今後の課題である。とくに日本ではそれらのツールへとその効用の理解が遅れていると考える。世の中の進取の気性に富んだ人たちはどんどん取り入れていくだろう。しかし、日本の保守的な経営者たちはそうした新しい潮流に気づいているのだろうか?気づかない限り企業での採用と実践は遅れることになる。

革新―Innovationとはなにか?今日多くの企業が生き残るために革新しなければならないという。CEOたちが掲げる経営課題のトップが「革新」である。しかし、一体何を革新するのか?新製品の開発やR&Dの革新と同義語であるとすれば視野が狭すぎるというものだろう。それは革新というより、競争優位に立つための手段にしか過ぎない。

Enterprise2.0が流行語になっている。それを特徴付けることば(略語)がSLATES(Search, Links, Authoring, Tags, Extensions and Signals.)―HBSのAndrew P McAfeeが作った造語である。

昨年からWeb2.0というコトバがメディアを賑わすようになった。blog, wiki, tags, RSS, そしてopen APIsがインターネット社会に影響を与えているのは明らかである。こうしたテクノロジーが企業のイントラネットにどのような影響を与えるのか?McAfee助教授はその研究を大きなテーマにしている。Web2.0の企業への適用、これをEnterprise2.0とよび、SLATESの活用と実践が課題となっている。

昨年頃から、RSSやXMLのロゴを多くのサイトで見るようになった。

二年前に管理人が、このRSSを学習したとき、日本でRSSフィードを提供していたのは限られていた。slashdot.comは当然だが、新聞・雑誌ではasahi.comやcnn.comがいち早く提供していた。しかし、このRSSフィード(最新情報・投稿記事)を読んで画面に表示するソフトは限られていた。数種類を試してみたが使い勝手が悪かった。

ギリシャ語で「知恵を愛する人」という意味。古代ギリシャの哲学者ピュタゴラス(昔、算数で習ったのは『ピタゴラスの定理』だが、最近はピュタゴラスと訳しているようだ)が、20年におよぶ旅の末にイタリア南部のクロトンの地に落ち着いた。そこでピュタゴラス教団を設立し、「Philosophos ピロソポス」というコトバを作り出し、それによって教団の目標を明らかにした。

オリュンピア競技祭を見に行ったとき、プレイウスの僭主レオン公から、「貴殿は何を専門にしているのか?」とたずねられた。これに対してピュタゴラスは「私はピロソポスです」と答えたという。そんなコトバをはじめて聞いたレオン公に説明を求められて、ピュタゴラスは次のように答えた。

奥州藤原氏の拠点、平泉を「浄土思想に関連する文化的景観」として、世界文化遺産に推薦することを決めた。国際記念物遺跡会議による審査の後、08年のユネスコ世界遺産委員会で登録されるかどうかが決まる。日本政府が過去に推薦した遺産は、すべて登録されているという。

 平泉は11世紀末~12世紀にかけ、金資源や交易などを背景に、奥州藤原氏が造営した政治・行政の拠点。対象地域は、藤原氏三代の遺体などを納めた中尊寺、浄土庭園で知られる無量光院跡、同氏の政庁跡と考えられる柳之御所(やなぎのごしょ)遺跡、金鶏山など9資産、約8800ヘクタール。 (朝日新聞 2006年07月21日20時59分)

夏の季節に限らないが、旅行客が多いときは交通費、滞在費がかさむ。感覚的に、オフ時の費用の2倍を覚悟したほうがいいのだろう。

一ヶ月先にアメリカに出発する便を予約しようと思ってインターネットで調べた。八月一杯まで、空席がほとんどない状況である。仕方なく旅行業者に「キャンセル待ち」の予約を依頼した。はじめてのことである。

過去20数年、仕事で海外を飛び回ることが多く航空券の手配はセクレタリに頼むだけでなく自分でもオンライン予約をすることが多かった。時代とともに予約の仕方がかわりその利便性は進化してきた。

いまや学生や主婦も手軽にインターネットで旅の予約ができる時代である。いろんな旅行商品が、バーチャル世界で紹介されており、日毎に替わっている。旅行業者は時間との戦いであり、利用者への利便性提供に勝つことが生き残りの条件になっている。

利用者側に選択権があり、その範囲は広がっている。自分はこれまで各地を点々とする、日程も頻繁に変更になる、という条件を満たすために試行錯誤の結果、UnitedとAmericanを利用することが圧倒的に多くなった。個人旅行もこの二社を利用するのが多い。

今回の目的地はアメリカ南部の都市である。成田からサンフランシスコあるいはシカゴ、アトランタ、ダラスといったハブ空港までの国際線チケットを買ってあとは現地で格安国内チケットを買うという手もある。しかし、今回の一番の問題はエコノミークラスを前提としたときだが「空席がない」ということがわかった。マイレージ特典でビジネスクラスも探したが八月一杯は満席であった。考えることは万人ほぼおなじなので妙案が功を奏すことも少ない。

結局、自分であれこれ調べて思案する時間がもったいないので業者に「キャンセル待ち」を頼んだわけである。空港使用料、燃料代、税金などをいれて25万円!これがオフのときだと10万円くらいというから驚きである。1~2万円が2〜3万円になる「2倍」とは、負担金の大きさが違う。

Take a look at YouOS

MIT, Stanford, Caltechの学生4人が昨年末からオープンソース形式で開発を始めた。言語はPython, php, Javascript, Pascalなどを使い分けているようだが、開発の仲間とのコミュニケーションにWordPressを使ったブログ、開発ドキュメント作成はTrac社のwikiを活用し、フォーラムにはphpbbsを使って、YouOSだけでなくこの上で動くアプリケーションまで同時進行で開発を進めている。4人のリーダーは現在サンフランシスコとシリコンバレーに住んでいるがどこに住んでいようが問題外であろう。開発資源は、人間が住む現実のこちらではない、あちらの世界にある。それは瞬く間に地球規模になってしまう。開発開始半年で試用版(彼らの定義ではイプシロン0.11版)がリリースされている。アプリケーションも150がテストされているとの話(これもあちらの世界で聞いたこと)


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先週、セールスフォースCEOのベニオフ氏がSuccess On Demand Tour 2006 Summerでの講演のため来日した。その基調講演「ソフトウェアの未来─SaaSがもたらす経営のスピードと柔軟性─」で掲げた「次世代のソフトウェアに求められる10の要件」を紹介する。

 1.マルチテナント方式の共有システム
 2.高性能と高信頼性
 3.ビジネス・アプリケーションの民主化
 4.大量データによるカスタマイゼーション
 5.マッシュアップ
 6.Webサービス・ベースとの統合
 7.開発環境をサービスとして提供
 8.アプリケーションの選択
 9.マルチ・アプリケーションの提供
10.マルチ・デバイスの提供

講演の中で彼が何度も強調していたのが「マッシュアップ」と「マルチテナント」である。

「すべてがWeb上に公開されているということは、もはや、ソフトウェアの未来の前提である」とすれば、今後のソフト・サービス業界の取るべき道は「マッシュアップ」に注力することであり、Google MapやAdobe Acrobat Online、Writely(Ajax採用)といったさまざまなアプリケーションを活用した、新たな革新と価値を生み出すことであろう。

セールスフォースドットコムはマルチテナント共有を可能にするAppExchangeを提供することによりSaaS潮流の主導権を握ろうとしているようである。

「マッシュアップ」という言葉が最初に使われたのはポップミュージックの世界である。アーティストやDJが2つの曲を合わせて、ひとつの曲を作ることをマッシュアップという。テクノロジーの世界では、複数の情報源から提供されるコンテンツを組み合わせて、ひとつのサービスを提供すること、そのサービスを利用できるウェブサイトまたはアプリケーションを指す。さまざまな分野から登場しているが、GoogleやAmazonが多様なデータを比較的簡単にオンライン地図と統合できるツールを提供したために、とくにデジタル地図の分野で未曾有の盛り上がりを見せている。

米国では昨年来vlogが急速に普及している。その代表格のひとつがROCKETBOOM daily with amanda congdon だろうか?毎日3分間のニュースをインターネットを通じて世界に放送されている。

従来のTV放送とは一味ちがう。PCをもちインターネットに接続している人なら誰でも無料で見れる。RSSを利用して配信され、いつでもどこでも見れるという利便性がある。ある意味、サービスのユビキタス化といえる。